こんにちは!津市のパーソナルトレーナーの小林です!
みなさん「隠れ酸欠」はご存じでしょうか?
隠れ酸欠とは、ストレスが続いたり、悪い姿勢で長時間過ごすと、私たちの呼吸は浅い状態が続きます。浅い呼吸になり、それが「いつもの呼吸」になると体に取り込む酸素の量も減っていきますので、気づかないうちに体は酸素不足になっています。これが「隠れ酸欠」です。隠れ酸欠が続くとどうなるのか?また隠れ酸欠の改善する方法を今回はご紹介させていただきます。
目次
隠れ酸欠になると
隠れ酸欠を放っておくと
・体が疲れやすくなる
・肩こりが治らない
・頭痛が続く
・脱力感
・集中力の低下
など様々な不調を引き起こすことがあります。
こんな方は「隠れ酸欠」かも!?
・集中力が持続しない
・記憶力が低下している
・寝つきが悪く、日中あくびが出やすい
・慢性的な頭痛に悩んでいる
・貧血気味である
・動悸や息切れを起こしやすい
・休んでも疲れがとれない
このような症状が多く当てはまる方は、もしかすると「隠れ酸欠」かもしれません。
隠れ酸欠改善のポイント
ではどうすれば隠れ酸欠を改善できるのか?
そのポイントは「横隔膜」にあります!
硬くなった横隔膜をほぐすことで隠れ酸欠を改善することが可能です。
横隔膜とは?
横隔膜は「膜」とは言っても薄い「膜」ではなく、厚みを持った伸縮性のある筋肉です。横隔膜は「呼吸」や体幹部の安定性を作り出すとても重要な筋肉です。
横隔膜は息を吸った時にお腹の方に下り、吐いた時は肺の方に上がってきます。
横隔膜が上下に動くと胸腔内の圧力が変化し、肺に空気が入ったり出たりします。
横隔膜が硬くなる原因
ストレス
ストレスがかかると筋肉が硬くなり、呼吸も浅くなって動きも悪くなる。
そのため、横隔膜は他の筋肉よりストレスの影響を受けやすいです。
姿勢不良
前屈みや猫背などの「姿勢の悪さ」も原因の1つ。
猫背の状態だと、横隔膜のあるお腹と胸の間がギュッと縮んでしまいます。
この状態で呼吸すると、空気を少ししか吸い込めないし、吐き出す量も少なくなります。
このように常に前屈みや猫背の状態でいると、横隔膜を圧迫し続けるので、横隔膜は固く動きらずらくなるのです。
加齢
高齢の場合「不良姿勢」+「加齢」の要素も加わる。
歳を重ねるにつれ身体の保水力が低下し筋肉から水分が少しずつ抜け筋肉自体の弾力がなくなります。横隔膜に限らず全身の筋肉が硬くなるのはこのためと言われています。
横隔膜を柔らかくする“横隔膜ほぐし”
横隔膜が硬くなると様々な不調があることが分かりましたが、どうすれば横隔膜をほぐすことができるのでしょうか?
今から横隔膜を柔らかくする”横隔膜ほぐし”をご紹介させていただきます。
横隔膜ほぐしstep1
【やり方】
1.みぞおちに親指以外の指4本を当てる
3.十秒間口から息を吐きながらみぞおちを軽く押し込んで身体を前に倒す
4.吐き切ったら身体を起こす
【回数】3〜5回繰り返す
横隔膜ほぐしstep2
【やり方】
1.みぞおちから2㎝程外側を押さえる
2.三秒間で鼻から息を吸い込み、お腹を膨らませる
3.十秒間口から息を吐きながらみぞおちを軽く押し込んで身体を前に倒す
4.吐き切ったら身体を起こす
【回数】3〜5回繰り返す
横隔膜ほぐしstep3
【やり方】
1.みぞおちから10㎝程外側を押さえる
2.三秒間で鼻から息を吸い込み、お腹を膨らませる
3.十秒間口から息を吐きながらみぞおちを軽く押し込んで身体を前に倒す
4.吐き切ったら身体を起こす
【回数】3〜5回繰り返す
こちらの”横隔膜ほぐし”を1日1回行うことで
横隔膜を柔らかく維持することができますので、是非行ってみてくださいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
隠れ酸欠の症状を感じている方は”横隔膜ほぐし”を是非やって頂きたいです!
そうでない方も横隔膜を柔らかく保つのは大事なことなのでやってみてください!
横隔膜をほぐすことで様々の不調が改善するかもしれません。
また、横隔膜が大きく動くことで呼吸がゆっくりと深くなり副交感神経が優位になりますので睡眠の質も向上します。
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