こんにちは!HAYAFITトレーナーの小林です!
これからの時期、寒さが増してくると「手先や足策が冷たくなる」「冷えると温まりにくい」という方が多くなります。
「いつものことだから・・・」と諦めている人は、本日ご紹介する対策方法を是非
試してみてください!
目次
冷え性とは
冬場になるとある程度手先や足先が冷たくなるのは、当然のことですが外気温によって冷やされる程度ではなく、手と足の先端が温まりにくく、慢性的に冷えているような感覚がある。これを冷え性と呼びます。
外は暖かいのに体は冷えている、体が冷たいと感じている症状も冷え性です。
体の中から冷えているため。少し体を動かしたくらいでは、なかなか温まりません。
冷え性の原因
冷え性とは、体の体温調節機能が正常に機能していない状態であり、主な原因としては次のようなことが考えられます。
自律神経の乱れ
ストレスや不規則な生活によって、自律神経が乱れると、体温調整がうまくいかなくなり
冷えやすくなります。また、常に室温の空調が効いていると、室内外との温度差が激しくなると自律神経が乱れます。これが夏でも冷え性になる原因です。
皮膚感覚の乱れ
きつい下着や靴などで体が締め付けられたりすると血行が滞り、「寒い」と感じる皮膚感覚が麻痺することがあります。そのため体温調節の指令が伝わりにくくなります。
筋肉量が少ない
熱を作る筋肉が衰えたり、筋肉量が減少したりすることから、冷えを感じやすくなります。
筋肉量は加齢とともに減少するため、加齢とともに冷えが増える傾向があります。
ただし若くても筋肉量の少ない女性や、たんぱく質が不足している人では冷え性になる傾向があります。
ホルモンバランスの乱れ
女性のホルモンバランスは自律神経と深いかかわりがあります。
ホルモンバランスが乱れた結果、自律神経の働きが乱れ、体温調節がうまくいかず冷え性の原因となります。
冷え症の症状の緩和方法
入浴する
冷え性の方におすすめの入浴方法は、気温の低い秋冬は40℃くらいお湯で10~15分
春先など気温の高い時期は39℃ぐらいのお湯に約10分~15分入ることがおすすめです。
ややぬるめのお風呂に入ると、「温熱効果」により副交感神経が優位になりリラックスします。
下半身を鍛える
血流は心臓の鼓動だけではなく筋肉の動きでも活性化します。
筋肉が多い下半身は、血流を促すための重要な部位です。
加齢や運動不足で下半身の筋肉が衰えると、自然と血流は悪くなります。衰えた下半身の筋肉を動かし、鍛えることで血流も良くなります。行う運動は、ウオーキングやエクササイズなど、軽めのもので大丈夫です。
体を温める食べ物、飲み物を摂る
食べ物の中には体を温める効果があるものがあります。
これらの食材を日々の食生活に摂りいれて、体を温めましょう。
手軽にできるのは「白湯」です。
起床後・就寝前のコップ一杯の白湯が理想的です。
白湯を飲むことで内臓が温まり血行が良くなる効果が期待できます!
体を温める食べ物の例
【野菜類】人参、ごぼう、ネギ、サツマイモ、ニラ、レンコン、シソ、ホウレンソウ
【肉や魚類・乳製品】シシャモ、ウナギ、牡蠣、チーズ
【調味料】ショウガ、トウガラシ、ニンニク、山椒、味噌、しょうゆ、ゴマ
【果物類】梅、栗、くるみ
ビタミンEを摂取する
ビタミンEには、末梢血管の血行を改善する働きがあります。
血行を良くすることから、手足に冷えを感じる方におすすめのビタミンです。
またビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれ、女性に嬉しい作用を持っています。
ひとつが抗酸化作用です。これにより体内の脂質の酸化を防ぎます。細胞膜や血液中のLDLコレステロールといった脂質の酸化を防ぎ、体や血管の老化に関わる活性酸素を抑える働きがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
冷え性が男女ともに起こりうる症状ですが、筋肉量の少なく、女性ホルモンの影響を受ける女性は、特に悩まされやすい傾向があります。
冷え性は食事や睡眠、運動といった生活習慣を見直すことで改善することは可能です。
まずは小さなことからでも日常生活の中からできることを取り組んでいきましょう!