こんにちは!HAYAFITトレーナーの小林です!
この時期、特に気になるお肌の乾燥・・・
しっかりスキンケアをしているはずなのに、常に肌につっぱりを感じる、かゆみやヒリつきを感じることがある・・・など、肌の乾燥に悩んでいませんか?
今回はそんなお肌の乾燥で悩む皆様に、お肌の乾燥に効くアプローチ方法をご紹介させていただきますので、是非参考にしてみてください!
肌はどうして乾燥するの?その原因とは?
肌はもともと潤いを保とうとする機能があります。
皮脂の分泌も、内部の水分の量も肌が健やかな状態であればコントロールしてくれるのが自然です。
ですが、肌は非常に敏感でデリケートな部分なので、様々な外的・内的要因でそのバランスは崩れてしまいます。下記な要因があるとバランスを崩してしまいます。
生活習慣による影響
すこやかでうるおいに満ちた肌は、皮膚の細胞が約4~6週間で生まれ変わる、「ターンオーバー」が正常に行われることで保たれています。しかし、寝る時間が不規則だったり、夜ふかしを続けたりしていると、就寝中に分泌されるはずの成長ホルモンがきちんと分泌されなくなり、皮膚のターンオーバーは停滞してしまいます。
また、毎日の食事からとる栄養は、肌細胞の材料となるのはもちろん、ターンオーバーを活性化させる血液の循環や代謝機能に活用されています。そのため、過度なダイエットや偏食によってさまざまな栄養が不足すると、潤いのある肌が育たなくなってしまいます。
さらに、普段のスキンケアのやり方によっても乾燥が悪化することあります。
クレンジングや洗顔のたびに、肌をゴシゴシこすったり、熱いお湯で洗ったりしていませんか?実はそうしたこと刺激が肌のバリア機能を低下させ、肌を乾燥させてしまう原因なので要注意です!
女性ホルモンによる影響
「生理前になると肌の調子が悪くなる」という経験がある人も多いのではないでしょうか?それは女性ホルモンが関係しているからです。
生理周期は個人差もありますが一般的には28日周期と言われ、「月経期」「卵胞期」「排卵期」「黄体期」を繰り返します。
最初の7日間は「月経期」で体温も低いため、血行が悪く肌も乾燥しがちな乾燥期。
「卵胞期」は、潤いの女性ホルモン“エストロゲン”の分泌がピークになる時期。特に何もしなくてもうるツヤの美肌期を迎えます。
少しずつ調子が下降していく「黄体期前期」。
「黄体期後期」は最も調子が悪くなり、オイリーになるので吹き出物ができやすく、紫外線にも過敏になるのでシミなどができやすい時期です。
このように、生理周期によって肌状態が変化するということは、女性であれば知っていくべき知識です。
紫外線による影響
紫外線にはUVA・UVB・UVCの3種類があり、
その中で人体に影響を及ぼしているのがUVAとUVBの2種類です。
UVAは長い波長で肌の奥にダメージを蓄積させるタイプの紫外線です。
長年蓄積されたダメージが、シミを作ったり肌をたるませシワを増やしたりする、
肌の老化(光老化)の最大の原因と言われています。
UVBは短く強い波長で肌の表面にシミや炎症を起こすタイプの紫外線です。
非常に強いダメージを肌細胞に与えることで、皮膚ガンの原因にもなると言われています。
どちらの種類の紫外線も、肌の細胞を攻撃することでダメージや炎症を起こしますが、
このダメージ以外に共通して起こるのが、肌の乾燥です。
紫外線を受けた肌には活性酸素が発生します。
紫外線で活性酸素が発生すると、皮脂が酸化し、皮脂膜に守られているはずの角質層がダメージを受けてはがれやすくなります。
角質層がはがれることで、肌に水分を蓄える役割を持つ成分が流出し、肌はどんどん乾燥します。
お肌の乾燥に対するアプローチ方法
では、肌の乾燥を食い止めるにはどうしたらよいのでしょうか?
今日から行えるアプローチ方法をご紹介します。
保湿スキンケア
みなさん1日何回洗顔しますか?
洗顔のしすぎは、肌に過度な刺激を与えたり、肌に必要な保湿成分を失ったりすることにつながります。洗顔は朝と夜の1日2回までにしておきましょう。
洗顔後は肌が乾燥しやすくなっていますので、すみやかに基礎化粧品で保湿ケアを行い、角層をみずみずしい状態に保つのが大切です。化粧水や美容液はセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分が配合されたものがおすすめです。
保湿成分や、肌バリアの保護成分にはさまざまなものがありますので、自分の肌にあったものを選ぶといいです!
生活習慣を見直す
肌の乾燥対策には、睡眠や栄養補給など内側からのアプローチも重要です。まずは質のよい睡眠で成長ホルモンの分泌を促し、肌のターンオーバーのサイクルを整えましょう。
ベッドに入る1~2時間前に入浴を済ませて体を温め、寝る頃にはほどよく体温が下がるようにすると睡眠の質を上げることができます
寝る1時間ほど前からは飲食を控え、脳を覚醒させるようなテレビやスマホの視聴もできるだけ避け、寝室の照明を落としておくと自然な眠りに入りやすいです。
食事面では、日ごろから栄養バランスの摂れた食事が大切です。
特に肌の材料となるタンパク質や、肌を作るのに役立つビタミンAやビタミンB群、抗酸化作用で肌細胞を守るビタミンCやビタミンE、ターンオーバーに大きな役割を担う亜鉛などを意識して摂ることをおすすめします。
紫外線対策
「日焼け止め対策は一年中行う」のが基本!
毎日の紫外線対策も重要です。特に紫外線による刺激に敏感な人は、日焼け止めや帽子、日傘などで肌を守りましょう。
日焼け止めの効果を示す値には、紫外線B波(UV-B)を防ぐSPF、紫外線A波(UV-A)を防ぐPAがあります。
「SPFもPAも数値が高いものを選んでおけば安心」というわけではありません。
特に乾燥肌や敏感肌の方が、数値だけで日焼け止めを選ぶと肌に余計な負担がかかり、肌トラブルを引き起こす原因になります。
・散歩や買い物など日常生活で使う場合はSPF20~30・PA++程度
・屋外でのスポーツや海・山のレジャーにはSPF40~50・PA+++以上
の日焼け止めを選ぶといいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お肌の乾燥対策には生活習慣やスキンケア、紫外線対策など日々の積み重ねが大切になります。毎日怠らずケアを行い、潤いのあるお肌を維持していきましょう!
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